『WIRED』日本版編集長に松島倫明が就任

2018.06.01 - WIRED

プレミアム デジタル パブリッシャーのコンデナスト・ジャパン(本社:渋谷区、代表取締役社長 北田淳)は、『WIRED』日本版の編集長として松島倫明(まつしま みちあき)の就任(2018年6月1日付)を発表いたしました。

松島は1996年にNHK出版に入社。2014年より放送・学芸図書編集部編集長。主に翻訳書の版権取得・編集・プロモーションなどを幅広く行い、『WIRED』US版編集長(当時)クリス・アンダーソン氏の世界的ベストセラー『FREE』『MAKERS』をはじめ、『シンギュラリティは近い』や『ZERO to ONE』(2015年ビジネス書大賞受賞)、『限界費用ゼロ社会』など、デジタル社会のパラダイムシフトを捉えたベストセラーを数多く手がけてまいりました。

また、『WIRED』US版創刊編集長としても知られるケヴィン・ケリー氏の著作『〈インターネット〉の次に来るもの』(Amazon.com年間ベストブック/ビジネス書グランプリ2017イノベーション部門賞)では、デジタル・テクノロジーがもたらす世界的潮流をいち早く日本の読者に伝えてきました。

一方で、世界的ベストセラーとなった『BORN TO RUN 走るために生まれた』や『GO WILD 野生の体を取り戻せ!』『マインドフル・ワーク』『NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる』など、身体性に根ざした一連のタイトルで、新しいライフスタイルとウェルビーイングの可能性を提示し、自身も鎌倉に移住して、裏山のトレイルを走る日々を送っています。

『WIRED』日本版編集長 松島倫明コメント

「ずっと憧れだった『WIRED』を、創刊から四半世紀というこのタイミングで任されることを光栄に思います。僕にとって著者であり、友人であり、いつだって偏在する未来を照らしてくれた国内外の歴代『WIRED』編集長たち。この世界で唯一無二のメディアが、今ほど切実に人類や地球の未来に関わる時代はかつてありませんでした。テクノロジーを僕ら一人ひとりの手に再び取り戻すべく、みなさんと新たな冒険の一歩を踏み出すことに、今からわくわくしています。」

コンデナスト・ジャパン代表取締役社長 北田淳コメント

「『WIRED』の編集長に最も重要な要素は、ずばり『Visionary』な人物ということです。新しいテクノロジーやサービスが私たちの生活や未来にどう関わっていくのか『WIRED』独自の切り口でエディットしていくことです。松島氏はまさにそれを体現できる理想的な編集長であり、今後の『WIRED』を次のステージへ導いてくれると確信しております。」

―記―
【松島倫明 略歴】
1972年生まれ、東京都出身
一橋大学にて社会学を専攻
1996年にNHK出版に入社。村上龍氏のメールマガジンJMMやその単行本化などを手がけたのち、2004年から翻訳書の版権取得・編集・プロモーションなどを幅広く行う。2014年よりNHK出版放送・学芸図書編集部編集長。手がけたタイトルに、デジタル社会のパラダイムシフトを捉えたベストセラー『FREE』『SHARE』『MAKERS』『シンギュラリティは近い』のほか、2015年ビジネス書大賞受賞の『ZERO to ONE』や『限界費用ゼロ社会』、Amazon.com年間ベストブックの『〈インターネット〉の次に来るもの』など多数。一方、世界的ベストセラー『BORN TO RUN 走るために生まれた』の邦訳版を手がけて自身もトレイルランナーとなり、今は鎌倉に移住し裏山をサンダルで走っている。『脳を鍛えるには運動しかない!』『GO WILD 野生の体を取り戻せ!』『マインドフル・ワーク』『NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる』など身体性に根ざした一連のタイトルで、新しいライフスタイルとウェルビーイングの可能性を提示している。2018年6月に『WIRED』日本版編集長に就任。



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