第3弾は宮沢りえが夕日の中で一発撮りのパフォーマンスに挑む。『VOGUE JAPAN』本誌×ムービー連動企画。宮沢りえ×三東瑠璃 表現が交差するとき。

2022.07.19 - VOGUE

俳優×ダンサーとのコラボで、身体と魂で語り合う新たな物語が生まれる。https://youtu.be/g4r-xdnjHUc



 世界で最も影響力のある女性ファッション誌『VOGUE』の日本版『VOGUE JAPAN』は、 公式YouTubeチャンネル(www.youtube.com/user/voguejapanofficial)と連動した、 俳優とダンサーによるスペシャルなコラボレーション企画をスタートし、 第3弾となる動画「宮沢りえ×三東瑠璃 夕日の中で重なり合う二人の表現。 〈パフォーマンス編〉」と「宮沢りえと三東瑠璃が、 互いのルーツと表現する意味を語る。 〈対談編〉」の2本を、 7月1日(金)19時に同時公開します。 新たな表現やクリエイティビティを作り上げていく一部始終を、 ムービーにてお届けします。 また、 本企画は、 7月1日(金)発売の『VOGUE JAPAN』8月号の特集「宮沢りえ×三東瑠璃 表現が交差するとき」と連動しており、 本誌でしか見ることのできない出演者の撮りおろしカットも公開しています。

 第3弾には、 唯一無二の俳優・宮沢りえと、 独創的な身体表現を探求し続ける振付家、 ダンサー・三東瑠璃が登場。 一日のわずかの間だけ訪れるマジックアワーの中、 一発撮りで挑んだ、 唯一無二のパフォーマンス動画と、 2人の出会いや表現者としてのルーツについて語った対談動画を公開します。 息をのむようなパフォーマンスやインタビューを見られるのは『VOGUE JAPAN』公式YouTubeチャンネルだけ。 また、 トモコイズミの小泉智貴がこの日のために手がけた衣装を身にまとった、 本誌カットにも注目です。

■概要
タイトル: 「宮沢りえ×三東瑠璃 表現が交差するとき」
出演: 宮沢りえ(俳優)、 三東瑠璃(振付家、 ダンサー)
公開日: 2022年7月1日(金)
URL: パフォーマンス編 https://youtu.be/g4r-xdnjHUc
対談編 https://youtu.be/34TgG6c4N50
概要: 現状の表現に満足することなく、 常に感情の深みへと挑んできた俳優・宮沢りえと、 振付家でダンサーの三東瑠璃。 互いの表現が重なり合った時、 セリフや音楽の力を借りることなく、 身体と魂で語り合う新たな物語が生まれた。

 事前の打ち合わせは簡単な素描程度にとどめて、 本番の瞬間に生まれる表現を大切にすることで意見が一致。 コラボレーション相手として三東を選んだ理由について、 宮沢は「三東さんの踊りを初めて見たときに、 カウント(拍子)ではないところに生きているということが、 素直にカッコいいなと。 (中略)挑戦してみたいという気持ちでした」と語った。 日没前の十数分間のマジックアワー内に、 即興でその素描にさらなる線を書き込み、 自分たちの色で染めていく。 自由でありながら難易度の高いパフォーマンスに、 現場の緊張も高まる。 「『もう1回やりたい、 このままでは終われない』という気持ちです」と、 踊り終えた三東は話す。 それに対し宮沢は「三東さんのその気持ちはよく分かります。 私も今回に限らず、 カーテンコールでも終わったという達成感や安心感はあるけど、 自分自身に対する課題がゼロになることは絶対にないタイプなので」と語るなど、 ここでも互いに共通する感覚が垣間見えた。

 撮影終了後、 今回の動画を観た人たちに伝えたいメッセージを聞くと、 「それは観る人たちに自由に感じていただけたらと思っています。 100人いたら100人の生活と性格があって、 生きている環境によって同じものを観ても捉え方や感じ方はまったく違ってくる。 (中略)どう捉えてもらってもいい。 作り手が決めつけることほどつまらないことはないと思うんです」という宮沢の意見に三東も同意する。 また、 二人はなぜ表現を続けるのかについて三東は、 「生きることが踊ること。 それが私だからという、 それだけです」と話し、 宮沢も「それ以上の答えはないと思います」と息の合った様子を見せた。



■出演者プロフィール
宮沢りえ(みやざわりえ)
1973年東京生まれ。 11歳でモデルデビュー。 1988年に映画初主演で日本アカデミー賞新人賞を受賞。 以降、 『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)など、 3度の日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめ、 幾多の映画・演劇賞を受賞。 さまざまな分野で活躍を続ける。 現在、 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でりく役を好演。 9月30日には、 出演映画『アイ・アム まきもと』が公開予定。
三東瑠璃(みとうるり)
1982年東京生まれ。 5歳からモダンダンスを始める。 生きることが踊ること。 質の高い作品を目指し、 体と向き合い続けている。 国内外のさまざまな振付家の作品に出演する一方、 自身が振付した代表作『Matou』は国際的に評価されている。 ダンスカンパニー(Co. Ruri Mito)主宰。 2020-2022公益財団法人セゾン文化財団セゾン・フェローII。 6月29、 30日に愛知県芸術劇場にてダンス公演『ヘッダ・ガーブレル』を開催。